2013年3月アーカイブ

130331 kids1.jpg 130331 kids2.jpg
レール遊びやおままごで遊んだり、ジャングルジムで身体をたくさん動かして遊びます。

キッズクラブです。
1年間、たくさんのお子さんとその保護者の方々にご利用いただきました。
今週末は春休みもあってか、たくさんのお子さん達が遊びにきてくれて、キッズクラブはとても賑やかでした。

このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo

130330 yamamoto1.jpg 130330 yamamoto2.jpg
ウニモグ2台で作業中 

130330 yamamoto3.jpg 130330 yamamoto4.jpg
切り倒すためにロープを木に掛けます 切った木をテラセンさんに運びます

ウニモグです。
山元町のテラセンさんと一緒に作業してきました。
今日は天気に恵まれた作業日和でした。
これらの木は津波により塩を被ってしまったため、切り倒しをしています。

協力
お寺ボランティアセンター(テラセン)さま
http://ameblo.jp/teracen/

車両
公益財団法人日本財団
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130329 tikutiku1.jpg 130329 tikutiku2.jpg
3月の作品のお針箱が完成しました。 貝細工に黙々とチャレンジ中。

ちくちく会です。
お針箱が出来上がりました。
それぞれに工夫をつけて作り上げました。
みんなで集まって、針仕事をすることはとても楽しいです。
それに加え、お茶の時間におしゃべりをすることはもっと楽しいです。
これからも様々な作品作りにチャレンジしていきます。

tomo

130328 naganuma1.jpg 130328 naganuma2.jpg
初級クラスの様子 バランスボールと筋トレ

130328 naganuma3.jpg 130328 nagnauma4.jpg
中級クラスの様子 ボールパスとストレッチの様子

小池長沼の体操教室です。
今日の体操教室では、春休みの子どもがおばあちゃんの付き添いとして遊びに来てくれました。
ここ、小池長沼応急仮設住宅の西集会場では2011年9月から始まりました。
2012年4月に旧警戒区域が解除となりましたが、未だに自宅に宿泊することはできません。
最近になり、ゴミを捨てられる日ができ、家や周囲の片付けが進むようになってきました。
仮設住宅にお住まいのかたは、1年半前に
「いつになったら帰れるのか、ぜんぜんわかならい。いつまで仮設にいればいいんだか」。
とお話されていましたが、現在も全く状況は変わっていません。
前向きな発言は増え、顔の表情も明るくなっているかたも多くいらっしゃいます。
今後はみなさんによりよいプログラムをご案内していく予定です。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130325 manyo1.jpg 130325 manyo2.jpg
初級クラスの様子 バランスの片足立ちはぐらぐらしなくなりました。

130325 manyo4.jpg 130325 manyo3.jpg
有酸素クラスの様子 ノルディックウォーキングでは梅が満開、桜が咲き始めました。

万葉ふれあいセンターの体操教室です。
今年度最終日を迎えました。
2012年5月より、よりたくさんの方々にご参加いただきたいと思い、有伸グラウンド仮設住宅での体操教室を市の施設へ移りました。
駐車場も広く、○○仮設だから、△△仮設の集会所での教室には参加し難かったという方がたが多く参加されるようになりました。
また、体操教室をきっかけに普段のウォーキングもメリハリをつけて行うようになったなど、うれしい声をたくさん聞けるようにようりました。
今後は、参加者の体力増進、交流、運動習慣の継続を促すためのプログラム向上に努めて行きます。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

協力
南相馬市鹿島区地域振興課
http://www.city.minamisoma.lg.jp/kashimashinko/k-chiikishinko.jsp

tomo

130324 kids1.jpg 130324 kids2.jpg
ジャングルジムは大人気。 おばあちゃんと竹馬練習。

キッズクラブです。
今週末も子ども達は跳ねたり、ボール遊びをしたりして過ごしました。
中にはダンスを踊ってみせてくれるお子さんもいました。

このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo

130323 terakoya1.jpg 130323 terakoya2.jpg
ハンカチを使った巾着作りに挑戦。 右のテーブルでは折り紙で手裏剣を作っています。

地域の交流事業、中学生の寺子屋は本日最終日を迎えました。
針仕事や折り紙、おにぎり&芋煮汁作成にあたっては、ちくちく会(裁縫教室)の先生方を中心に子ども達に様々なことを教えてもらいました。

tomo

130322 tikutiku1.jpg 130322 tikutiku2.jpg
着物を型取り中。 こちらは早くも完成しました。

ちくちく会です。
3月の課題が仕上がったメンバーは切り込み人形にチャレンジ中です。
それぞれが違うものを作成していて、全員の人形が出来上がるのが楽しみです。
布の型取りや張りつけて行く作業がとても難しく、新鮮です。

tomo

130321 naganuma1.jpg 130321 naganuma2.jpg
初級クラスの様子、筋トレフォームをTVで確認中

130321 naganuma3.jpg 130321 naganuma4.jpg
中級クラスの様子、こちらのクラスもフォームを確認します

130321 naganuma5.jpg 130321 naganuma6.jpg
+αクラス ウエイトを使って筋トレとストレッチを行いました

小池長沼の体操教室です。
今日の中級クラスはバランスボールでのトレーニングを集中して行いました。

暖かい日と寒い日が交互にやってきて、体調を崩しがちです。
体調を崩して体操を休んでいた参加者から
「休むと身体が重たくて。体調に気をつけて、出来るだけ通おうとおもう」
とお話をいただきました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130320 kid1.jpg
大きなボールでかくれんぼ中

キッズクラブです。
鬼ごっこやかくれんぼをしたりして遊びました。

このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo

130319 minato1.jpg 130319 minato2.jpg
かけ声(えいえいおう)、球投げの様子

130319 minato3.jpg 130319 minato4.jpg
球投げと応援の様子

130319 minato5.jpg 130319 minato6.jpg
平均台じゃんけんとスパイダーマンレースのお見本

130319 minato7.jpg 130319 minato8.jpg
スパイダーマンレースと5歳児(さくら組)さんとの記念撮影

みなと保育園の体操教室です。
今日は4歳、5歳合同のミニ運動会を開催しました。
赤組対白組の対決として、ボードに点数をつけていくと、子ども達の応援にも熱が入りました。
結果はなんと同点。
とても楽しく運動会を行うことができました。
運動後には5歳児さんからお花とお写真をいただき、記念撮影を行いました。


この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130318 seiai1.jpg 130318 seiai2.jpg
球投げの様子

130318 seiai3.jpg 130318 seiai4.jpg
平均台じゃんけんの様子

130318 seiai5.jpg 130318 seiai6.jpg
スパイダーマンリレーの様子、最後はハイタッチ

聖愛保育園の体操教室です。
年度の締めくくりのミニ運動会です。赤組と白組に別れ、それぞれの応援も頑張りました。
聖愛保育園さんでは中盤から年度終わりに掛けて園児数が増えました。
途中から体操教室に加わった子ども達も、楽しく身体を動かしていました。

体操教室では初めて挑戦することも多く、挫折感を感じ泣いてしまう園児もいました。
しかし、練習を重ねて出来るようになる素晴らしさも感じることができました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130318 manyo1.jpg 130318 manyo2.jpg
初級クラスの様子

130318 manyo3.jpg 130318 manyo4.jpg
+αのバランスボールのクラスの様子

万葉ふれあいセンターの体操教室です。
今日はみなさんに筋トレの様子を参加者同士でフォームをチェックし合いました。
最初に全体で行い、その様子をムービー撮影し、各自で確認しました。
次に1ペアずつタオル引きを行い、良い点と悪い点をあげていきました。
それぞれのチェックの確認後に全員でトレーニングを行いました。
時間は多少かかりますが、それぞれの意識が高まり、フォームの安定にもつながりました。

+αクラスではバランスボールを使ってピップのトレーニングを行いました。
みなさんからは
「今日はすごく頑張った」
「ちょっときつかった」
などのコメントがありました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

協力
南相馬市鹿島区地域振興課
http://www.city.minamisoma.lg.jp/kashimashinko/k-chiikishinko.jsp

tomo

130316 kids3.jpg 130316 kids2.jpg
ジャングルジムやおもちゃで遊ぶ子ども達

キッズクラブです。
南相馬市も暖かい日が増えてきました。
遊び場では子ども達が上手にトランポリンできる姿を見せてくれました。
とても微笑ましい姿です。

このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo

130315 tikutiku1.jpg 130315 tikutiku2.jpg
人形にヤスリをかけます

チクチク会です。
今日は針を持たない作品作りにチャレンジです。
部屋はしゃっしゃとヤスリ掛けの音がして不思議な空間になりました。
完成が楽しみです。

tomo

130315 somaho1.jpg 130315 somaho2.jpg
ウォーミングアップ、球投げの様子

130315 somaho3.jpg 130315 somaho4.jpg
応援も熱が入ります。平均台じゃんけん

130315 somaho5.jpg 130315 somaho6.jpg
スパイダーマンリレーと応援席の様子

130315 somaho7.jpg 130315 somaho8.jpg
ゲーム結果に喜びます。 5歳児(つばめ組)さんと記念撮影

相馬保育園の体操教室です。
早いもので今日で今年度最後となりました。
今回の教室は、1年の締めくくりとして、4、5歳児合同ミニ運動会を開催しました。
園児たちは習った体操を家庭や保育園で練習して、様々な身体の使い方を取得しました。
終了後は、子ども達からお手紙をいただきました。
その中には、
「跳び箱がとても好きになりました」
「マット運動が大好きです」
「小学生になってもがんばります」
など、とてもうれしい内容のものばかりでした。
今後は、このプログラムを精査し、よりよい物へとつなげていく予定です。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130314 nagnauma1.jpg 130314 naganuma2.jpg
初級クラスの様子

130314 naganuma3.jpg 130314 naganuma4.jpg
中級クラスの様子

130314 naganuma5.jpg 130414 naganuma6.jpg
+αクラスの様子

小池長沼の体操教室です。
それぞれのクラスで筋トレのフォームチェックを行いました。
ムービー撮影し、TVで参加者のみなさんと確認を行い、それをふまえた上で再度トレーニングを行いました。


この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130312 somaho1.jpg 130312 somaho2.jpg
つばめ組(5歳児)のウォーミングアップと側転練習(紐を使って足を伸ばす)

130312 somaho3.jpg 130312 somaho4.jpg
つばめ組の練習とゲームの様子

130312 somaho5.jpg 130312 somaho6.jpg
はと組(4歳児)の全体で身体を動かし、運動量を増やしました


相馬保育園の体操教室です。
今回の教室は、5歳児に側転練習の時間を多く取り、4歳児には運動量を増やし短時間で集中して行える内容とプログラムを修正しました。
5歳児は練習時間を確保出来たため、それぞれのレベルで完成度が増し、また園児たちも達成感を大きく持つことが出来ました。
4歳児は20分ほどの有酸素運動を行いました。集中して運動量を上げることができました。


この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130311 seiai1.jpg 130311 seiai2.jpg
ウォーミングアップと側転練習(紐を使って足をまっすぐにする練習)

130311 seiai3.jpg 130311 seiai4.jpg
こちらでは壁倒立の練習。最後はゲームのスパイダーマンリレー。

原町聖愛保育園の体操教室です。
体操教室開始直前の14:46に全員で黙祷を行い、被害に合われたみなさまのご冥福をお祈りしました。

今日の体操教室は側転の最終回です。
それぞれのレベルで練習を行い、レベル別発表会を行いました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130311 manyo1.jpg 130311 manyo2.jpg
初級クラスの様子

130311 manyo3.jpg 130311 manyo4.jpg
有酸素クラス

130311 manyo5.jpg
お茶会の様子

万葉ふれあいセンターの体操教室です。
今日の体操教室は震災2年目の日もあり、地区の慰霊祭などがありお休みされる方が多かったです。
また、体操教室後に簡単なお茶会をし、体操教室を振り返ったり、仮設住宅での生活のことなどいろいろなお話をしました。
仮設住宅にお住まいの方(小高区、旧警戒区域からの避難者)からは
「この前の夏(2012年)に物置をつけてもらった。先週になって畳を入れてもらっただ。
 事故から2年経ったけど、いつまで(仮設住宅)に入れておく気なんだろ。
 最初は2年っていう話で、1年伸びるのが決まった。
 でも、仮置き場(自宅から出た除染後のゴミなど)も決まってない。
 いつ動けるようになるんだか」。
と、これからの不安をお話されていました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

協力
南相馬市鹿島区地域振興課
http://www.city.minamisoma.lg.jp/kashimashinko/k-chiikishinko.jsp

tomo

130309 kids1.jpg 130310 kids1.jpg
ジャングルジムで遊ぶ様子。 女の子はワンちゃんのお散歩をしています。

キッズクラブです。
最近の南相馬は風の強い日が多く、今日もとてもつよい風が吹いていました。
子ども達も、室内に入るときに、
「おそとの風が強いよ」
と教えてくれました。

このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo


http://mainichi.jp/select/news/20130310k0000m040084000c.html

東日本大震災:福島避難の児童・生徒 学習支援が急務


毎日新聞 2013年03月09日 22時58分(最終更新 03月09日 23時51分)

130309mainichishinbun.jpg
仮設住宅の集会所を使った学習支援教室で、大学生に教わりながら算数の問題に取り組む小学1年の女児(左)=福島県二本松市で2013年2月28日、福田隆撮影

 福島県内で避難生活を続ける子供たちの勉強の遅れや意欲の低下が深刻になっている。だが「子供たちの課題は見当たらない」とする自治体もあり、学校や教育現場での認識との食い違いが見られるケースもある。地元市町村が学校からの情報を敏感に吸い上げ、連帯して県や国に支援を求めるなどして、学習上の課題を潜在化させない対応が求められている。【福田隆、石丸整】

 ◇疲れ目立つ子どもたち
 福島県浪江町からの避難者が生活する安達運動場仮設住宅(同県二本松市)の集会所。毎週火曜日と木曜日の午後5時になると、小学生が勉強道具を持って集まる。NPO法人「ビーンズふくしま」(福島市)が開く無料の学習支援教室だ。
 NPOスタッフやボランティアの大学生が先生になり、宿題をこなす。小学5年の女児は「家ではお母さんが忙しくて、勉強を見てもらえない。ここは大学生のお姉さんが教えてくれる。楽しく勉強できる」と話す。
 このNPO法人は昨年4月から、トヨタ財団とパナソニック教育財団の支援を受け、安達運動場など県内4カ所の仮設住宅で学習支援を始めた。4会場計86人が利用登録し、利用率は7〜8割と高い。安達運動場では、仮設住宅に住む小中学生約70人のうち31人が登録。午後5時から6時半までが小学生、午後6時半から8時までが中学生の時間で、小学生は自宅前までスタッフが送る。高校受験を控えた中学3年生には練習問題も準備する。
 ストレスの多い避難生活の中で、子供たちは疲れ切っているという。同NPOによると、落ち着きがない▽集中力が持続しない▽大人の愛情を求める−−といった行動が見られるのだ。スタッフに叱られて集会所を出ていった児童が、そっと戻ってくるなど人との関わりを求めている様子も感じられるという。
 保護者も子供の状況を思い悩む。安達運動場仮設住宅で生活している保護者のうち11人が毎日新聞の取材に応じ、9人が「勉強の遅れ、成績低迷」を悩みに挙げた。仮設住宅での不安定な生活を原因とし、住環境の安定を求めている。「仮設では落ち着いて勉強できない」(小5女子、中3男子の保護者)▽「避難先の学校に浪江の同級生がおらず、授業への不安からか、何をどうしていいのか、子供心に相当なダメージがある」(小6女子の保護者)▽「無職の状態で2カ所に分かれて住む経済力はないので、(浪江町への)帰還を断念するか、娘に(避難先での)進学を諦めてもらうしかない」(中2女子の保護者)−−など、訴えは切実だ。

 ◇自治体の認識に差も
 福島県によると、昨年10月時点の18歳未満避難者数は、3万968人(同4月比859人増)。避難先別では県内が1万3998人(同1784人増)で、そのうち避難元市町村内に3307人。県外は1万6970人(同925人減)だった。
 毎日新聞の自治体アンケートでは、避難生活をしている子供の学習面の課題について「該当なし」とする市町村教育委員会が複数あり、避難者が多く住むいわき市と郡山市は、学習上の課題を問う選択肢に回答がなかった。避難のために転居を繰り返した場合、教委レベルで児童生徒の避難履歴を捉えることは困難で、課題を抱えた子供たちが孤立し、問題が潜在化する恐れもある。
 故郷に戻った子供たちにも課題が見られるという。南相馬市内の中学校で教える教師は「避難先の環境に適応できず、中には不登校やいじめの被害に遭った子供も少なくない」と打ち明ける。
 震災前の友人に再会して心の安定を取り戻す子供もいるが、多くは学業に取り組む状態ではなく、高校入試の倍率が低い相双地区の高校を受験するために帰還する世帯もあるという。避難生活のため学校に通えなかった期間は数カ月に及び、学習の空白期を取り戻せないままの子供も多い。ある小学校教諭は「個別対応が必要なケースがあまりに多く、人手が足りない」と話す。中には、津波で家族を失い、自責の念に駆られ、毎日のように発作を起こす中学生もいるという。
 放射線に対する考え方や今後の生活方針の行き違いなどから、狭い仮設住宅内で両親がいがみ合う様子を目の当たりにし、親への不信感を抱いてしまう子もいるという。ある中学校の養護教諭は「『頭が痛い』と言って保健室に来るなり、涙を流しながら悩みを打ち明ける生徒が多い。2年たっても落ち着くことはない。これからもっとひどくなるだろう」と警鐘を鳴らす。

 ◇マンパワー不足に危機感
 文部科学省は震災後の11年度から、被災した子供の学習支援にあたる教員計約1000人を毎年、追加で配置。12年度は岩手197人▽宮城216人▽福島512人▽茨城31人▽新潟14人−−が加えられた。
 同省幹部は「被災県からの教員の追加配置の要望には100%応えるようにしている」というが、住民の多くが避難している福島県双葉郡を中心に、子供の学習上の課題をきちんと集約することは困難だ。このため同省は昨年12月、双葉郡8町村の教育長をメンバーとする協議会を発足させた。現場で何を求めているか本音を聞き取る必要があると判断したためだ。
 二本松市の仮設住宅で展開するビーンズふくしまの学習支援教室では、開設当初、子供のイライラが爆発し、けんかが絶えなかった。スタッフがマンツーマンで接し、保護者との連絡帳交換も実施。遠足、仮設住宅内での餅つき大会なども開いて、住民からの信頼を得ながら、今では子供を机に座らせる段階までこぎ着けた。元小学校教師で、同NPOの子供支援主任コーディネーターを務める新山伸一さん(56)は、「ここまで来るのが大変だった。教育とは子供たちにとって将来の『道しるべ』になる重要な支援だが、人手が足りない。社会全体で危機感を共有し、対策を打たねばならない」と話している。

 ◇福島県で避難生活を続ける小中学生の課題や希望する対応策
◆子供たちの学習上の主な課題
                小学生 中学生
(1)勉強の遅れ、成績低迷    7   6
(2)学習意欲に乏しい      3   5
(3)意思表示が乏しい      3   4
(4)勉強に集中できない     3   3

◆課題発生の主な理由
(1)仮設や借り上げ住宅の環境 10  11
(2)家庭の教育機能低下     8   5
(3)環境変化への不順応     5   8
(4)親の失業や不安定雇用    5   2

◆課題解決に向けた要望
(1)教師の人員増       12  12
(2)安定した住環境の確保   12  11
(3)スクールソーシャルワーカーなど教師以外の人員増
                 8   9
(4)親の就職相談など家庭への対応
                 4   3

※数字は自治体数。25市町村中23自治体が回答。うち10自治体は「該当なし」と回答し、課題ありとした13自治体の回答をまとめた。


-----------------
毎日新聞より転載(す)

130308 tikutiku1.jpg 130308 tikutiku2.jpg
記念撮影と、並べているときのおふざけ

ちくちく会です。
今回もさまざまな作品をテーブルに載せて、記念撮影することができました。
テーブル手前に見えるのが、革細工です。
とても素敵な作品が出来上がりました。
また、大きめのバックや小物入れなども作ってみました。

tomo

130308 minato1.jpg 130308 minato2.jpg
それぞれのレベルに分かれての練習の様子

130308 minato3.jpg 130308 minato4.jpg
初級、中級の子ども達もそれぞれレベルアップ練習

みなと保育園の体操教室です。
今日は側転の最終回。
今回は5歳児の集中練習日としました。
初級、中級では自分で壁倒立が出来るようになり、また、上級では側転の完成度が上がりました。

次回は4、5歳児合同の今年度のおさらい日です。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130305 masuku1.jpg 130305 masuku2.jpg
3月5日(火)相馬保育園さん  相馬市中央児童センターさん

130308 makusu1.jpg
3月8日(金)みなと保育園さん

マスクを相馬市内の保育園と児童センターへそれぞれお届けしました。

マスクの提供
日本パレットレンタル株式会社さま
http://www.jpr.co.jp

tomo

130306 nagnauma1.jpg 130306 naganuma2.jpg
初級クラス 動き方の説明で、ありがちな動作にみなさん大笑いです。

130306 naganuma3.jpg 130306 naganuma4.jpg
中級クラス ストレッチのしこ、ウエイトを使ってのスクワットの様子。

小池長沼の体操教室です。
初級クラスでは、つい楽な方に身体を逃がしがちになる動作があるので、いくつかポイントをあげて自分に厳しくなって体操を行ってもらいました。
中級クラスではウエイトを使って、スクワットと背中の種目を行いました。1〜2kgのウエイトですが、姿勢を保つことに意識して行いました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130304 somaho1.jpg 130304 somaho3.jpg
つばめ組(5歳児)のウォーミングアップと壁倒立の様子

130304 somaho3-1.jpg 130304 somaho4.jpg
ゲーム(スパイダーマンリレーと結果発表)の様子

130304 somaho5.jpg 130304 somaho6.jpg
はと組(4歳児)ウォーミングアップと練習の様子

相馬保育園の体操教室です。
今日の体操教室は、年齢別、レベル別に分かれて練習を行いました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

tomo

130304 manyo1.jpg 130304 manyo2.jpg
初級クラスの様子 頭の体操で大笑い

130304 manyo3.jpg 130304 manyo4.jpg
有酸素クラスのノルディックウォーキングの様子

130304 manyo5.jpg
中級クラスはヘッドケアのやり方講座

万葉ふれあいセンターの体操教室です。
今日の教室では初級はタオル引っぱりでストロークを長くする練習を行いました。
それぞれ、相手の引く力に合わせて行いました。
中級クラスではヘッドケアの練習を行いました。
参加者からは
「これ気持ちいいね。眠たくなっちゃった。また教わりたい」
との声があがりました。

この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html

協力
南相馬市鹿島区地域振興課
http://www.city.minamisoma.lg.jp/kashimashinko/k-chiikishinko.jsp

tomo

130302 kid1.jpg 130303 kid1.jpg
新しいおもちゃで遊ぶ様子。 バランスボールやビニールボールでたくさん雪だるまを作ります。

キッッズクラブです。
今週末も子ども達はたくさん遊びました。
今回はボールで雪だるま作りに真剣になりました。


このプログラムは特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム「ともに生きる」ファンドの助成により行われます。
http://www.japanplatform.org/

JPFロゴ.png

協力
福島浜通ネット
http://fukushima-hamadori.net

tomo
English Page



熱中症予防 声かけプロジェクト(JEC)

ひと涼みスタイルBOOK



カテゴリ