石神一小のアイドル犬です
最近の石神一小での運動指導報告です。
ラジオ体操をしてからお散歩に出かけています。
避難所近くの車があまり通らない田んぼと畑のある道をルートにしていて、とてもきれいなお花や神社前の小川にいるドジョウを観察しながらのんびりお散歩しています。ルートの後半には梅の木となにかの実がなっている木があって、そのなにかがまだよくわからないのでなにかわかるまで観察しようといいながら歩いています。お散歩の最後はワンワンコーナーで、震災直後に生まれた仔犬、小さいのから大きなワンちゃんがいて、少し遊んでお散歩終了です。
仔犬がどんどん成長していってます。やんちゃでお母さんのそばを離れて木の下で遊んだり、ほかのワンちゃんのところに遊びに行ったりのを見ていると和みます。
南相馬に入ってからバタバタしていて、記事のアップがなかなかできないでいました。
お話を聞かせていただく活動が中心でしたが、一緒にお散歩に行ったり（２０分程度校庭の日陰を１周するくらいから始めています）、ラジオ体操を一緒にするなど始めました。（お話をきかせていただくことも続けています）
今日はお話を聞かせていただいていたら、自作の扇子（ダンボールと割り箸）で相馬流山踊りをされているかたがいたので、踊りを鑑賞させていただきました。歌は手押し車に座ったおばあちゃんが、息が続かないよ～と言いながら、歌ってくださいました。
５月２５，２７日の一時帰宅が傾聴しているときの大きな話題の１つになっているのでご報告させていただきます。
それぞれの避難所から両日共に３０名弱のかたが一時帰宅されます。
いろいろな声を聞かせていただきました。
家に泥棒が入っていないか心配
車を持ってきたい
ペットがどうなっているか心配、フードを両手いっぱいに持っていく
シンクの洗い物はどうなっているかしら
冷蔵庫のなかがそのままだから心配
何を持ってこようか悩む
・・・
心配はいっぱいあるけれど、とにかく自分の家に入りたい。とういうかたが大勢でした。
昨日、夕方に一時帰宅から戻ったかたは
とても疲れちゃったの。今日はごめんね、今度来たときね。
と、声を掛けてくれましたが、とてもお疲れのご様子でした。
また、明日行かれるかたからは、今日は明日に備えて動くのを控えるよ。
帰ったら、どんなだったか話すからね。
とおっしゃってくれました。
今後の記事でアップさせていただきます。
本日、NPOMEX の活動が、
日本財団 ROAD プロジェクト
「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」
の認定をいただき、助成が認められました。
これからも続けていきたいと思います。
応援よろしくお願いします（すずき）。
朝のスタッフミーティング、全体ミーティング。
何台かに分乗し出発。
広いところで黙々と泥掻き作業
ユンボと人のコラボ。
「はたらくじどうしゃ」的な、、、。
見とれる人が多いこの手さばき。
ちびユンボ。
その近くにこんな消防車が。
とてもきれいになりました。
こちらは写真回収班。
昼食に戻ったところ。この日はお弁当でした。
写真回収班が午前中に集めたもの。
午後からの作業。まだまだたくさんあります。
一人働くちびユンボ。
このような泥のかぶった水路をきれいにしていきます。最終はボランティアの皆さんの人手がたよりです。
地元消防団の方が、泥の詰まった暗渠をポンプの水圧で通します。
写真回収班は午後からは清浄作業。思い出の詰まった写真をきれいにするのも人手がたよりです。皆さんありがとうございます。
一つがきれいになってもまだまだ続きます。
終わって歓談している皆さん。
大甕地区から見える田んぼ（川は20kmライン）
この地域は春菊栽培が盛んです。
栽培者のかたは遠方へ避難中で、地元のかたにハウスをたまに見て欲しいと頼んでいたハウスです。
今回はその方と一緒に見に行かせていただきました。
春菊の花がたくさん咲いていて花を見るのは初めてだったので驚きました。
南相馬市より避難所の安全管理についての回答をいただき、本格的に活動に入れる運びになりました。
活動していくための拠点は原町第二中学校に置かせていただけることになりました。
前回の記事のアップから間が開いてしまいました。この間、市との話し合い、現地事務局の設置、お医者様に掛かっていない避難生活されているかたのためのカルテ作成と聞き取りなどをしていました。
現場で聴かせていた声（20kmライン近くのご自宅で生活されているかた）をご紹介もさせていただきます。
（目の前に広がる田んぼを見て、）
今の季節にこんな田んぼ見たことない。
この時期はもう水を入れて苗を植える時期なんだよ。
ここは塩でやられていないけど、原発の問題で米が作れない。
ほか（出荷制限の掛かっていない地域を指して）はやがて作れるようになるけど、
ここはいつになったら田んぼ作れるようになるんだか。。
かえるの声も聞こえない。
なんだか静かで寂しいよ。
テレビでほかにも津波や地震で大きな被害が受けたところが少しづつ、
復興に向かっているのをいやでも見ちゃうんだよ。
見なきゃいいのにねぇ。
うちらだってああなっていたはずなのにっておもちゃうんだよ。
現場の状況は毎日変化していて、たくさんのかたにお助けいただいてなんとかやっていっています。
みなさま、ほんとうにありがとうございます。
これからも一緒に活動していきましょう。
大甕（おおみか）公会堂から 20km 圏内の方向（南側）。
左の写真の左から２番目の鉄塔の方向に国道６号線の 20km 規制の検問所があります。
ボランティアセンタートータスさんのロゴです。
（すずき）
大阪・神戸・鳥取有志一同さま 白金のレストランのシェフとスタッフさま
現場の現状を把握すべく、４日から現場入りし担当者さまとお話したところ、運動指導を実施する避難所の安全管理の問題が浮上しました。その問題を解決すべくHCRさまにご尽力いただいて動き始めました。
５日に各現場にお伺いしているうちにさまざまな方と出会うことができました。
５月１日に仙台市の六郷中学校で炊き出しをされていた大阪・神戸・鳥取有志一同さま（代表者池田さま、はせがわさま）たちと再開することができ、出来立ての大判焼きをいただきました。こちらもとてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
LOVE FOR NIPPONで炊き出しに来てくださった、白金のレストランのシェフとスタッフ一同さま、私までおいしいパスタをいただきました。とてもおいしかったです、ごちそうさまでした。
STUDIO D.O.G
http://www.studiodoginc.com/v2/
LOVE FOR NIPPON
http://www.lfn.jp/
そして、がんばろう南相馬を掲げている村田かつひこさまと知り合い、村田さまのお繋ぎで南相馬の櫻井市長と直接お電話でお話させていただくことができました。安全管理について前向きに進むよう方面にご手配をいただきました。また、運動指導に関しても進めていいとゴーサインをいただきました。
現場では避難生活されている方やボランティア活動しているかたとお話をしました。
ワンちゃんを飼っているけど一緒に過ごしてあげられないといっていたかた、
亘理町で何年も仕事していたというかた（亘理のあのへんはどうだった？あそこは？ととても心配されていました。私の見てきた範囲でお話をさせていただきました。）
イベントのカラオケで大熱唱している方、それを聞き入っている方、
足湯に浸かっていおとこの子、おんなの子、
ぎっくり腰でコルセットを巻いたかた
そのほかたくさんのかたとお話することができました。
避難生活をされている方がたと、コミュニケーションを大切にうちとけるところからのスタートです。
HCR本部にて右から代表の三浦万尚さま、危機管理判リーダーの武田祐樹さま
２０１１年５月３日に南相馬市立総合病院さま、HCR さまのメンタルケアのための災害対策本部入りしました。
前回４／２６（水）下見にお伺いさせていただいた際からですが、NPOMEX では運動の専門家組織として、運動不足によるストレスを解消し、身体ケアの方向から協力させていただければとお話しさせていただきました。
今回、HCR さまによるマッチングで南相馬における運動指導を中、長期にわたって携われる運びとなりました。
代表の三浦さまにお繋ぎいただき、武田さまには現場をご案内いただきました。
お二人のご指導のおかげで実施の運びとなりました。本当にありがとうございます。
また、HCRさまからガイガーカウンターをお貸しいただいております。
今回決まった施設は石神第一中学校、原町田第一小学校、原町第二中学校（いずれも南相馬市内）です。
ご尽力いただきました機関（敬称略）
・福島県南相馬市 南相馬市立総合病院
・HCR（Heart Care Rescue、母体はアースデイ奄美)
http://www.econakoto.net/earthdayamami/
これから活動内容などの報告をさせていただきますので応援よろしくおねがいします。
東北ボランティアサミットに参加して、東日本大震災からの復興に向け、スポーツを通じてたくさんの笑顔を取り戻せるよう、協力していくこととなりました。
http://www.miyagi-sports.net/grande21/vol-boshu.html
ここでもすばらしい出会いがたくさんありました。
ここでの繋がりを大切にして活動を広げていきましょう。
特設上映会場 屋台に行列ができました
北海道白老町からの炊き出しボランティアさん
仙台市若林区六郷中学校（三本塚町内会）避難所で朝から映画上映と屋台を実施しました。
今日の上映タイトルは
『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』
『阿弥陀堂だより』（あみだどうだより）
の２本です。
映画のタイトルを聞いて、
「マーリー見たかったの！」
とよろこんでくれた女の子。
当初、雨がぱらついていましたが、屋台に列ができるころには止んで、
わたあめをほおばる男の子、
出来立てのたこやきをあちちっといいながら口に運ぶ大人や子ども、
大判焼きがおいしいねぇと笑顔いっぱいでお話してくれたおばあちゃん。
味のしみこんだ玉こんにゃくも飛ぶように売れていました。
（宮城中央露天商協同組合が無償提供してくださいました。）
避難所の方のご好意で自宅避難されているご近所のかたも参加することができて、たくさんの方に喜んでいただくことができました。
お昼には北海道白老町（仙台市と姉妹都市）からのボランティアによるハンバーガーの炊き出しや大阪・神戸・鳥取有志一同さま（代表者池田さま、はせがわさま）の大判焼きもあって、みなさんとても喜ばれていました。
ここで開催することができて本当によかったです。今日、参加したみんなの思いです。
今後も活動を続けていきます。
ここでも開いて欲しい！という声ありましたら、ぜひお待ちしていますので、ご連絡いただけるとうれしいです。
今回のタッグチームのご案内です。
・（株）バドシーン代表の並木勇一さま、エンジニアの伊藤紀宏さま ほか関係者のみなさま
http://www.budscene.co.jp/html/eigakanshokai.html
・宮城中央露天商協同組合理事長の板垣司郎さま、監事の渡邊浩さま ほか組合のみなさま
・（株）LOADED FILMS代表取締役の水野詠子さま
http://twitter.com/#!/eikomgmg
・映画監督の遠藤潔司さま
http://ameblo.jp/shadow-fox/
・（株）葵プロモーション新橋の佐々木竜真さま ほかスタッフさま
http://www.aoi-pro.com/html/
・NPOMEX 坂本（コーディネイト）
