この地域は春菊栽培が盛んです。
栽培者のかたは遠方へ避難中で、地元のかたにハウスをたまに見て欲しいと頼んでいたハウスです。
今回はその方と一緒に見に行かせていただきました。
春菊の花がたくさん咲いていて花を見るのは初めてだったので驚きました。
南相馬市より避難所の安全管理についての回答をいただき、本格的に活動に入れる運びになりました。
活動していくための拠点は原町第二中学校に置かせていただけることになりました。
前回の記事のアップから間が開いてしまいました。この間、市との話し合い、現地事務局の設置、お医者様に掛かっていない避難生活されているかたのためのカルテ作成と聞き取りなどをしていました。
現場で聴かせていた声(20kmライン近くのご自宅で生活されているかた)をご紹介もさせていただきます。
(目の前に広がる田んぼを見て、)
今の季節にこんな田んぼ見たことない。
この時期はもう水を入れて苗を植える時期なんだよ。
ここは塩でやられていないけど、原発の問題で米が作れない。
ほか(出荷制限の掛かっていない地域を指して)はやがて作れるようになるけど、
ここはいつになったら田んぼ作れるようになるんだか。。
かえるの声も聞こえない。
なんだか静かで寂しいよ。
テレビでほかにも津波や地震で大きな被害が受けたところが少しづつ、
復興に向かっているのをいやでも見ちゃうんだよ。
見なきゃいいのにねぇ。
うちらだってああなっていたはずなのにっておもちゃうんだよ。
現場の状況は毎日変化していて、たくさんのかたにお助けいただいてなんとかやっていっています。
みなさま、ほんとうにありがとうございます。
これからも一緒に活動していきましょう。
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