miyagi: 2011年7月アーカイブ

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ウニモグに積んだ物資             ゴーイングトウホク様からの物資


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山村塾さま(ご提供 松延正博さま)からのお茶    花と希望を育てる会さまからのかばん


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トータスさまからの物資    湯本二中の澤井校長先生からお預かりした物資


いわき市立湯本第二中学校の澤井校長先生からいわき市の現状をお聞きしました。
湯本二中では学校職員の主導で避難所を運営されていたそうです。
「一人一役」と必ず避難者のかたに仕事を分担させて、自立するための避難生活を目指して避難所を運営されたとのことでした。現在、避難所は解消され学校として機能を取り戻し始めているとのことでした。
いわきでは物資はほぼ足りている状況ですが、布団と扇風機がまだ足りていないとのことです。

ただ、いわきではもらって当たり前・してもらって当たり前に思ってしまっている人が一部に出てきていることが問題だとおっしゃっていました。現在、本当に支援を必要としているかたのために物資を集め、必要なところへお渡ししているとのことです

澤井校長先生から仮設住宅・個人宅への配給や、炊き出しを行っているグローバルミッションさまへ日持ちする野菜を届けて欲しいとお話をいただき、

・たまねぎ 10箱
・にんじん 10箱
・じゃがいも 10箱
・お菓子 200個
・ムヒ 20個
・かばん 150個
・お茶(ティーバック)
・扇風機 2台
・カップ麺 3ケース
・インスタントお味噌汁 150食
をウニモグに載せてお届けしてきました。
重たいものが多かったので、男性2名に手伝っていただきました。

物資担当者さまにハンドブックの説明をすると、
すばらしいハンドブックですね。みなさんに説明してお渡しします。とおっしゃっていました。

お野菜や支援物資を見て、たくさんの人にお渡しできるととても喜んでおいででした。
大切に仮設住宅への配給、炊き出しに使わせていただきます、とのことでした。
澤井校長先生から水や食器、衣類の物資をたくさんお預かりしました。
仮設住宅を中心にお届けさせていただきます。

たくさんのかたからのご支援で、多くの物資をいわきへお届けすることができました。
みなさま、本当にありがとうございます。

今後もできるだけ多くのお困りのかたへ支援物資をお届けさせていただきますので、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。


協力団体

野菜、お菓子、ムヒ
社団法人ゴーイング東北さま
http://going-touhoku.jp/

お茶
ご提供 松延正博さま (八女茶生産農家)
お取次ぎ 山村塾さま (都市農山村交流団体)
 http://www.h3.dion.ne.jp/~sannsonn/

かばん
花と希望を育てる会さま
http://hanatokibou.web.fc2.com/hana/top.html


扇風機・カップ麺・お味噌汁
ボランティアセンター・トータスさま
http://ameblo.jp/miryeong0728/entry-10922081119.html


tomo

石神第一小学校に避難されている三瓶五雄さまの愛犬・大ちゃんと、現在は仮設住宅にお住まいの山本敏さまの愛犬・小太郎くんの写真が口絵となっている「ともしび―被災者から見た被災地の記録―」が小学館さまより8月1日に発売となります。

小太郎くんは震災の前後に生まれました。
最初はお母さん犬のそばから離れないでいましたが、少しずつ遊びを覚え、すくすく大きくなっていきました。
5月後半には1頭で校庭の木のそばで遊ぶようになり、6月には鯉がいる池に落ちるというアクシデントもありました(すぐに発見されて助け出され、ドライヤーで乾かしてもらいました)。

大ちゃんは大人しくて、やさしい犬です。呼びかける顔をこちらに向けてくれてなでさせてくれます。
震災前はいつもお母さん(三瓶さまの奥さま)といっしょにいたので、避難生活になり、お母さんと一緒にいれる時間が減って最初のころはいじけていたそうですが、すぐに機嫌を直してくれていつものやさしい大ちゃんに戻ったそうです。

紹介させていただた2頭のほか、今回の震災の記録となる本です。
みなさま、ぜひアマゾンからのご入手をお願いいたします。

tomo

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あづま総合運動公園の避難所には現在500名ほどの避難者のかたがいらっしゃいます。
今年はまだスイカを食べていないからスイカを持ってきて欲しいとお話をいただきました。

ゴーイングトウホクさまの協力で500名分のスイカ33個をお持ちしました。
スイカを冷やすために子ども用のプールに水と氷をいれてスイカを入れれ冷やしていると、小さな女のこが一緒に冷やすのを手伝う、と遊びにきてくれました。
昼食後にあわせ、3人でスイカを切ってそれぞれのかたにお渡しさせていただきました。
切り立てのスイカをその場で食べてくださって、とてもおいしいスイカだと、よろこんでくださるかたもいらっしゃいました。
学校帰りの子どもたちにも、よろこんで食べてもらうことができました。おかわりする子もいて、とてもにぎやかなスイカお渡しになりました。
また、ゴーイングトウホクさまからお預かりした化粧水と美容液、健康ハンドブックを説明させていただきながらお渡ししました。

その後、ウニモグでの撮影会を開きました。お子さん、大人の方のどちらにも大変よろこんでいただきました。
撮影会での写真はプリントし、後日あづま総合運動公園避難所の担当者さまへそれぞれのかたへお渡しいただけるようにお願いをしてお持ちしました。
今後もたくさんのかたに喜んでいただけるよう活動を続けていきたいと思います。
みなさま、ご支援をよろしくお願いいたします。


協力団体

社団法人ゴーイング東北さま
http://going-touhoku.jp/

車両貸与(ウニモグ)
http://npomex.com/2011/07/2011716--.html

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石神第一小学校の避難所でN先生のもとで手芸教室が開かれています。
4月ころは毎日開催されていましたが、作品の大型化などに伴い、現在の教室の実施日は月、水、金の13:00~17:00です。現在、教室のみなさんは17作品目を作成中です。
私もご縁があってまぜていただいて週に何回か参加させていただいています。
パッチワークをするのは初めてでしたが、先生の丁寧なご指導と一緒に参加されているかたに教えていただいて2つの作品を完成させることができ、3つめの作品に取り掛かり始めました。
教室のみなさんは、
「先生のおかげで本当に楽しい避難生活がおくれた。これがなかったらいまころどんな風だったかわかならい」
「こころのよりどころだよ」
「パッチワークをしている時間が一番楽しい」
「持ち帰っても寝るまで宿題があるから熱中できる」
と、この教室のすばらしさを教えていただきました。
私自身も、パッチワークしている間、とても穏やかな気持ちになることができ、落ち着く感じを実感しました。

このお話をさまざまな支援者さまにお話したところ、パッチワークに必要な生地や綿、ファスナー、フェルト、刺繍糸、紐などの物資を集めていただきました。
物資を教室に持っていくと、
「発色のいい生地を欲しいと思っていたところだったの!」
と、先生をはじめ教室のみなさんはとても喜んで、お渡しした生地を使って新しい作品に取り掛かっています。
みなさん、
「たくさんのかたに支えられて、本当にありがたいです。感謝してもしきれない」
と、いつも支援してくださるかたに感謝しながらパッチワークをしています。
みなさま、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

協力
ふんばろう東日本プロジェクトさま
http://fumbaro.org/

材料の支援をしてくださったかたがた

tomo

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仮設住宅(お部屋は六畳と四畳半)


南相馬では毎日暑い日が続いています。
避難所で知り合い、仮設に移ったら預かった支援物資をお持ちする約束をしている方がたに物資をお渡しに上がっています。
今週は日、木、金曜と鹿島区の仮設住宅へ支援物資(お米、衣類洗剤、食器洗剤、蚊取り線香)をお持ちしました。
伺ったのは鹿島区の小池第一と小池原畑の仮設住宅です。

「仮設には家電六点セットと、エアコン、コタツや食器棚があって、
避難所を出るときにお米や布団をもらってきたけど、
いろいろ必要なものを揃えないといけないから助かるよ。」
と、支援物資をとてもよろこんで受け取っていただけました。

今週仮設へ入居されたかたは、
「仮設へ移れてほっとしているよ。
子どもたちも本当に喜んでいるよ。
まだ片付いていないけれど、ようやく落ち着けるよ。
でもね、避難所にいればみんなと一緒にいられるし、
変な話だけど、ご飯も三食食べられるしね。
正直、もう少しいたかったな。」
とおっしゃっていました。

別な方は、音や振動に関して
「長い避難所生活で振動(体育館に避難されていたので、就寝中誰かの歩く振動でよく目を覚ましていたそうです)や音には慣れましたよ。」
と仮設でも音や振動はありますが、
「周りに気にせずお風呂に入れたり、好きなテレビ番組を見ることができたり、避難所とは天と地くらいの差がありますよ。」
とおっしゃっていました。

また、おじいさんとおばあさんの二人暮らしで車の移動ができないところでは、
「隣の人に、扇風機を買ってきてもらったの。近くまでも車で乗せていってもらったりしてて、本当にありがたいよ。」
ここの仮設では、車のない世帯があって、巡回バスなどなにかの交通手段が必要と感じました。

お話をしてくださったみなさまとは、近いうちにまた来るからね、また今度お話を聞かせてねと、約束をさせていただきました。

tomo

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南相馬市内の避難所では食事はお弁当です。(朝はパン、昼と夜はお弁当)
栄養計算的にはあっていますが、生野菜や果物はちょっとついているだけです。

ゴーイングトウホクさまの協力のもと、避難所に入居されているかたからの希望や避難所の担当者さまから、どのような野菜や果物が必要かお聞きして今回は、私が運動指導に当たらせていただいている所を含めた南相馬市内の避難所へ果物をお届けしてきました。

お届け避難所(人数)
・南相馬市立石神第一小学校避難所(85名分) さくらんぼ
・南相馬市鹿島区保健センター避難所(30名分) すいか
・南相馬市鹿島区ディサービスひまわり避難所(30名分) すいか
・南相馬市立原町第二中学校避難所(132名分) メロン
(お届け順に記載してあります)

それぞれニーズをお聞きして、どのようなものが欲しいか確認のうえお届けしました。
(人数は何日か前の数字だったため、当日は上記の数字より若干すくない避難所もありました。)

お届けにあがると、
・とても大きくて立派なスイカだねぇ。暑いからとてもうれしい。
・おいしそうなさくらんぼだぁ。今年初めて食べるよ。
・いい香りのメロンだね。しっかり冷やしてから出すからね。
と、おっしゃって、とてもよろこんでくださいました。

ハンドブックの使い方もご説明したところ、
・歌の歌詞が載っていていい、
・この体操ならできそう
・仮設に移ってからも使えるね。
などのご感想をいただきました。


協力団体
社団法人ゴーイング東北さま
>http://going-touhoku.jp/

tomo

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南相馬市立原町第二中学校避難所の土日の運動教室は平日仕事をされているかたがレッスンに参加してくださいます。
本日前半はラジオ体操の後、低強度運動のグループレッスン、後半は少し強度を上げた中強度運動のグループレッスンを実施しました。
低強度運動のレッスンはイスに座ったままでできる運動を中心にして、最後にストレッチをして終了しました。
合計で約30分程度です。

中強度のレッスンでは簡単なウォーミングアップを兼ねたアクティブストレッチをして、全身のトレーニングを3セットずつ行いました。
最後に軽くストレッチをして終了しました。

どちらのレッスンもリピーターのかたばかりだったので、少し運動負荷を増やし、新しい種類の運動を取り入れました。

最近になり運動に慣れてきて、一人のときにも少し運動をするようになったかたも出てきました。
運動するきっかけ作りのためにも、運動になれていないかたや運動が久しぶりのかたはまず、ラジオ体操から始めましょう。と声がけやお誘いを続けていきたいと思います。

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南相馬市鹿島区の小池第一応急仮設住宅と千倉応急仮設住宅へ支援物資をお届けにあがりました。
今回の物資は、盛岡YMAC宮古ボランティアセンターさまから子ども用の雑貨の入ったリュックサック(男児用、女児用)と、ボランティアセンタートータスさまからお預かりした衣類などです。

子どもたちはかわいいリックサックをとてもよろこんでいました。その姿をみている親御さんたちもとてもうれしそうでした。

衣類などでは、麻で編んだ帽子や、薄手のものが大人気でした。
「これからまだまだ暑い日が続くから、こういうのは、本当に助かるよ」
ととても喜ばれました。

足が悪くて出てこれないおばあちゃんが縁側にいたので、帽子や半そでの衣類を縁側にお持ちすると、
「もってきてもらったの、初めてだよ。あんなにいっぱい送ってくれたの。こんなにしてもらって、ありがたい」
と、支援してくださったかたへとても感謝されていました。

これからもご支援してくださるかたとご支援を待ってくださるかたをお繋ぎさせていただきますので、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。


リュックサック
盛岡YMCA宮古ボランティアセンターさま
http://hanatokibou.web.fc2.com/hana/top.html


衣類など
ボランティアセンター トータスさま
http://ameblo.jp/miryeong0728/entry-10922081119.html

tomo
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