小池長沼の体操教室です。
この仮設住宅の集会場で体操教室を始めてから1年が過ぎました。
当初、1クラスだったクラスも参加者の増加と体力の向上により、3クラスに増えました。
参加者のみなさんは、
「ここで体操するようになって、身体が軽くなった。週1回楽しみにしている」
「健康が一番。体操を続けていきたい」
といった前向きな発言をいただけるようになりました。
前向きな発言がある一方で、
Iさん;「Sさん、本当の意味で解除(2012年4月に警戒区域が解除となったが、宿泊はできない)になって帰れるようになったらどうするの?帰る?」
Sさん;「うん、私は帰るよ、Aちゃんも帰るっていってたよ。Kさんは線量が高いから帰らないって言ってたよ」。
Iさん;「あたしは、もう仮設にいるの嫌だ。隣近所とうまくいかなくて。夜、帰って電気消していればわかんねーべぇ」
Sさん;「Iちゃんとこ、そんなに大変なの」・・・・・
と、いった仮設住宅での不満やいつ帰れるかわからない自宅の話がいつも話題にあがります。
震災から1年7ヶ月が過ぎましたが、この先の見通しが全く立っていない状況の方が大勢おられます。
サポートはまだ必要です。
私たちの活動の継続にはみなさまのご支援がまだまだ必要です。
暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
旧警戒区域の内容は南相馬市のページをご覧ください。
http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/genshiryokusaigaiarea/keikaikuiki_minaoshi.jsp
この運動指導は公益財団法人日本財団の助成により行われます。
http://www.nippon-foundation.or.jp/index.html
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