大ちゃんです。この日はとても暑かったので、車の下の影で寝ていました。
大ちゃんの飼い主さんの三瓶さん。
本をお渡しすると
「大ちゃん、凛々しく撮ってもらって。こんなにいい顔で載せてもらえてよかった」
と、出来上がりをとてもよろこんでくださいました。
小太郎くんのいる仮設住宅へ行くと、あちこちから犬の声が聞こえてとてもにぎやかでした。
小太郎くんです。こんなに大きくなりました。後ろに見えるのは小太郎くんのお母さん犬です。
飼い主の山本さんのお母さま。
「車のしたさもぐって。こんなに小さがったか」。
山本さんは編み物が得意で、今編んでいるのはセーター、4日ほどで出来上りだそうです。
「編み棒や毛糸を持ってこれなかったけれど、娘が用意してくれて編み始められた。
とても感謝してるんだ。
編んでいる間はとても幸せな時間だ」。
とおっしゃっていました。
「ともしび」は、東奥日報、岩手日報、三陸新報、石巻日日新聞、石巻かほく、河北新報、福島民友、いわき民報などの震災時の記事を中心にまとめられています。
お読みになった被災者のかたから
「いろいろな思いがあふれてきた。
あの日(3月11日)はあんなに寒くて、食べ物もなくてな。
いま(8月上旬)はこんなに暑くなって、震災前よりかえって太っちゃったよ。
これ(ともしび)を読んでよかった。
すこし気持ちの整理がついたよ」
本をお渡しさせていただけてよかったです。
みなさんもぜひお読みになってください。
本のご提供
小学館さま
http://www.shogakukan.co.jp/
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